世界せかい難民なんみん日びは、国際こくさい連合れんごう（国連こくれん）が制定せいていした国際こくさいデーでーのひとつです。 もともとは「アフリカあふりか難民なんみん日び」として認知にんちされていましたが、2000年（平成へいせい12年ねん）12月がつに名称めいしょうが変更へんこうされ、「世界せかい難民なんみん日び」として正式せいしきに制定せいていされました。 英語えいごでは「World Refugee Day」と表記ひょうきされます。 なぜ6月20日なのか？ 1974年（昭和しょうわ49年ねん）の6月がつ20日にちには、「アフリカあふりか統一とういつ機構きこう（OAU）」による難民なんみん条約じょうやくが発効はっこうしました。 これにちなんで、国連こくれんや国際こくさい機関きかん、非政府ひせいふ組織そしき（NGO）などが難民なんみんへの理解りかいと支援しえんを広ひろげるための活動かつどうを行おこなっています。 難民なんみんとは？ 難民なんみんとは、1951年（昭和しょうわ26年ねん）に国連こくれんで採択さいたくされた「難民なんみんの地位ちいに関かんする条約じょうやく」で定義ていぎされています。 その内容ないようは、「人種じんしゅ・宗教しゅうきょう・国籍こくせき・政治的せいじてき意見いけんなどを理由りゆうに迫害はくがいの恐おそれがあるために母国ぼこくを離はなれた人々ひとびと」です。 近年きんねんでは、政治せいじ迫害はくがいだけでなく、内戦ないせんや人権じんけん侵害しんがいなどから逃にれてくる人々ひとびとも難民なんみんとして扱あつかわれるようになっています。 さらに、国境こっきょうを越こえずに国内こくないで避難ひなん生活せいかつを送おくる「国内こくない避難民ひなんみん」も増加ぞうかしています。 アフリカあふりか統一とういつ機構きこうとその後継こうけい組織そしき アフリカあふりか統一とういつ機構きこう（OAU）は2002年（平成へいせい14年ねん）に解体かいたいされ、現在げんざいは「アフリカあふりか連合れんごう（AU）」がその役割やくわりを引ひき継ついでいます。 AUにはアフリカの55の国くにと地域ちいきが加盟かめいしており、本部ほんぶはエチオピアえちおぴあの首都しゅとアディスアベバあでぃすあべばにあります。 目的もくてきはアフリカ大陸たいりくの政治せいじ・経済けいざいの統合とうごうを進すすめることや、紛争ふんそうの予防よぼう・解決かいけつに貢献こうけんすることです。 "Ngày